YouTubeの動画を文字起こしして、テキストとして保存したいと考えたことはありませんか?
たとえば、講義動画の内容を記録したい、インタビュー動画を記事にまとめたいときなど、さまざまな場面で役立ちます。
本記事では、YouTubeの自動文字起こし機能の使い方を解説するとともに、AIを活用した高精度な文字起こしツール「Notta」を紹介します。
また、スマホやPCでの具体的な手順や、文字起こしがうまくできないときの対処法についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
YouTube動画の文字起こしは可能?テキスト化の方法を解説
結論から言うと、YouTube動画の文字起こしは可能です。しかも、無料で簡単に。

ここからは、実際にYouTubeの動画をテキスト化する方法を解説していきます!
【無料】YouTubeの自動字幕起こし機能を使った文字起こし手順
本章では、YouTubeの自動字幕生成機能を活用し、無料で文字起こしを行う方法について、「PC」と「スマホ」のそれぞれの手順を詳しく解説します。
PCブラウザでの文字起こし方法
まずは、パソコンのブラウザ上で、YouTube動画の文字起こしをする方法から見ていきましょう。


まず、文字起こししたい動画をYouTubeで開きます。


概要欄を表示し、下の方までスクロールをすると「文字起こしを表示」というボタンがあります。クリックしましょう。


すると、画面右側に文字起こしされたテキストが表示されます。


デフォルトでは左側に時間が表示されますが、不要なことも多いかと思います。
その場合は、三点リーダーをクリックし、「タイムスタンプ表示を切り替える」を選択しましょう。時間が非表示になります。


文字起こしされたテキストのなかで、使いたい部分を選択し、コピーしましょう。


コピーしたテキストをドキュメントやメモ帳にペーストすれば、文字起こしは完了です。
スマホアプリ(iPhone・Android)での文字起こし方法
まず前提として、スマホアプリでもYouTubeの文字起こしは可能ですが、文字起こしされたテキストをコピーすることはできません。
そのため、ここでは文字起こしを行う手順までを紹介します。


パソコンと同様、まずは文字起こしをしたい動画を開きましょう。


概要欄を表示し、「文字起こしを表示」をタップ。


すると、文字起こしが生成されます。
なお、先ほども説明したとおり、YouTubeのスマホアプリからは文字起こしされたテキストをコピーすることができません。
ただし、ブラウザ上からであればスマホの場合でもテキストのコピーが可能です。その方法については、このあと解説します。
YouTubeで文字起こしする際の注意点
YouTubeで文字起こしをする際には、いくつかの注意点があります。詳しく見ていきましょう。
スマホアプリでは文字起こしテキストのコピーができない
YouTubeのスマホアプリからは、文字起こしされたテキストをコピーすることができません。
その代わり、ブラウザ上からであればテキストのコピーが可能であることは先ほど少し触れましたね。
それでは、スマホのブラウザ上から、文字起こしテキストをコピーする方法を解説します。


ブラウザを起動し、画面上部の検索バーに「Youtube」と検索すると、スマホでもブラウザ上でYouTubeを閲覧できます。


次に、画面右上の三点リーダーをタップし、「PC版サイト」を選択しましょう。
なぜなら、スマホ版サイトでは文字起こしテキストをコピーできないからです。
スマホで文字起こしテキストをコピーするには、ブラウザでYouTubeを開き、そのうえでPC版サイトから操作する必要があるのです。


ここからは、先ほど説明した【PCブラウザでの文字起こし方法】と同じです。
概要欄を開き「文字起こしを表示」をタップしましょう。文字起こしテキストが生成されたらコピーし、ドキュメントやメモ帳に添付してください。
この操作を行えば、スマホからでも文字起こしされたテキストをコピーすることが可能です。



上記の操作画面はAndroid端末ですが、iPhoneも同様の操作手順になります。
YouTubeの文字起こし機能は完ぺきではない
YouTubeの文字起こし機能は、100%正確ではなく、誤字や間違いが発生する可能性があります。
特に、次のようなケースでは誤認識が起こりやすくなります。
- 専門用語・固有名詞
- 例えば、技術用語やブランド名など、一般的でない単語は誤変換されることが多いです。
- 話し言葉の崩れ
- 日常会話のように言葉がつながったり、省略されたりすると、正確に文字起こしされないことがあります。
- 複数人の会話
- 話者が複数いる場合、誰が話しているのかが判別されず、内容が混ざることがあります。
対策として、より精度の高い文字起こしを求める場合は、専用のAI文字起こしツールを活用するのがおすすめです。
YouTubeで文字起こしできない時の原因と対処法
まれに、YouTubeの文字起こし機能が正常に利用できないことがあります。
そこで、考えられる原因と対処法を見ていきましょう。
音声の質が悪く、正しく文字起こしされない
YouTubeの文字起こし機能は、動画内の音声を解析してテキスト化する仕組みになっています。そのため、音声の質が低いと、誤認識や抜けが発生することがあります。
具体的には、次のようなケースで正確な文字起こしが難しくなる可能性があります。
- 話者の声が小さい・こもっている(マイクの音質が悪い場合など)
- BGMや周囲のノイズが大きい(雑音の多い環境で録音された動画)
- 専門用語や固有名詞が多い(YouTubeの音声認識システムが正しく処理できないことがある)
- 複数人が同時に話している(発話が重なると、正確に識別できない)
動画の音質が悪い場合は、YouTubeの自動文字起こしだけに頼らず、「Notta」などの専用ツールも併用するのがおすすめです。
一時的な不具合が生じている
YouTubeの文字起こしができない場合、PCやスマホ、またはブラウザ版YouTubeに一時的な不具合が発生している可能性があります。
特に、他の人は正常に文字起こしできているのに自分だけできない場合は、端末側の問題である可能性が高いです。
- PCやスマホを再起動する(一時的なエラーをリセットできる)。
- ブラウザを変更する(Chrome → Edge など、別のブラウザで試してみる)。
- YouTubeの最新バージョンに更新する(アプリの場合)。
- YouTube側の不具合であれば、しばらく待つか、外部の文字起こしツールを利用する。
YouTubeの仕様変更や不具合は頻繁に発生するため、どうしても文字起こしが必要な場合は、「Notta」などのAI文字起こしツールを活用するのが確実な方法です。
YouTubeの文字起こしにおすすめAIツール「Notta」
YouTubeの文字起こしをより正確かつ効率的に行いたい場合、専用のAI文字起こしツールの活用が有効です。
中でも「Notta」は、高精度な音声認識技術を活用し、YouTubeの音声を「素早く正確に」テキスト化できるツールです。
- 高精度のAI文字起こし:YouTubeの音声を正確にテキスト化できる
- 多言語対応:日本語以外の動画の文字起こしや翻訳も可能
- 編集・検索機能:文字起こし後の修正やキーワード検索ができる
- PC・スマホ対応:PC・スマホのどちらにも対応しており、どこでも使える
- 無料プランあり:短時間の動画なら無料で文字起こし可能



次のセクションでは、Nottaを使った文字起こしの具体的な手順を解説していきます。
NottaでYouTubeの文字起こしする方法


Nottaの公式サイトにアクセスしたら、画面右上の「会員登録」をクリックし、会員登録をしましょう。
なお、無料版で120分/月、月額1,185円(1年分一括払い)で1800分/月の文字起こしが可能です。


次に、「アップロード」をクリック。


「URLからアップロード」の下に、文字起こしをしたい動画のURLを入力し、「次は」をクリック。


動画内に複数の話者がいる場合は、「話者識別」をクリックし、人数を選択しましょう。
設定が終わったら「アップロード」をクリックしてください。


文字起こしが完了したら、マイページの一番上に文字起こしデータが追加されています。
これで、文字起こしの手順は以上になります。
NottaでYouTubeの内容を要約する方法
続いて、さきほど作成した音声データの内容を要約する方法を解説します。非常に簡単です。


まずは、作成した音声データを選択してください。すると、上記の画面が表示されます。
画面左側で要約のテンプレートを選ぶ必要があるので、「スタンダード」をクリックしましょう。


そうしたら、AIによって自動的に動画の要約が生成されました。
この要約機能は、長尺の動画の要点だけどをサクッと確認したいときなどに、非常に重宝します。



気になる方は、ぜひ「Notta」を使ってみてくださいね!
まとめ
この記事で解説したように、YouTubeの動画は無料で簡単に文字起こしができます。
一方で、より高精度な文字起こしや要約をしたい場合は、AI文字起こしツール「Notta」がおすすめです。
自分に合った方法を選び、YouTubeの動画を文字起こししましょう!

