会議のたびに、「議事録係」を決めるのに気を使ったり、数時間かけてまとめた議事録を誰も読んでいなかったり…そんな経験はありませんか?
実際、多くのビジネスパーソンが「議事録に時間を取られすぎて本業に集中できない」という悩みを抱えています。

その解決策として注目されているのが AI議事録自動作成ツール です。
会議の音声を録音するだけで、AIが自動で文字起こし・要約・要点整理を行い、数分で議事録が完成します。
本記事では、AI議事録ツールの主な機能やメリットを整理したうえで、無料で試せるサービスからビジネス利用に最適な有料版まで9選を厳選してご紹介。
「まず無料で試したい方」も「本格的に業務で導入したい方」も、ぜひ参考にしてください。
【結論】どちらも無料で試せる!まず選ぶべきAI議事録ツールはこの2つ
「AI議事録ツールを導入するならどれがいいの?」と迷ったら、まずはこの2つを押さえておけば安心です。


- Notta|主要Web会議に対応する万能型。無料120分でまず体験できる
- PLAUD|録音するだけで議事録を完結。無料300分、セキュリティも万全
Nottaは、Zoom・Teams・Google Meetなど主要ツールに自動参加し、発言をリアルタイムで文字起こし・要約・翻訳までこなすオールラウンダー。無料プラン(120分/月)から使えるため、最初の一歩に最適です。
一方で、PLAUDは、専用デバイスで録音するだけで、文字起こし → 要約 → タスク化までを自動化。セキュリティも万全で、医療現場や役員会議のような機密性が高いシーンでも安心。スタータープラン(無料)で月300分まで利用可能です。
PLAUDは専用デバイスの購入が必要ですが、どちらのツールも無料プランから始められるため初期費用のリスクはゼロです。
- 「会議に集中しつつ、すぐに議事録を共有したい」→ Notta
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この2つを押さえておけばまず間違いありません。
とはいえ、他にも 「無料枠を多く使えるツール」 や 「法人向けにセキュリティを強化したツール」 など選択肢はあります。
次章では、それらを含めた主要なAI議事録ツールをひと目で比較できる表に整理しましたので参考にしてください。




【比較表】無料&有料AI議事録ツールの違いを早見
「どのツールを選べばいいか分からない…」という方のために、主要なAI議事録ツールを一覧で比較しました。
- 無料枠の有無・時間
- 要約や話者分離といった主要機能
- セキュリティや導入実績
無料枠・主要機能・セキュリティ、この3つを押さえればツール選びは迷いません。



特に Notta(万能型) と PLAUD(次世代型) は筆者のイチオシなので、まず試してみる価値があります。
ツール名 | 無料枠 | 要約機能 | 対応環境 | セキュリティ |
---|---|---|---|---|
Notta. おすすめ! | 月120分 | 〇 | Zoom / Teams / Meet / Webex | ISO 27001認証 |
PLAUD おすすめ! | 月300分 | ◎ | 専用デバイス+Zoom連携 | AES-256暗号化 / 学習不使用 |
LINE WORKS AiNote | 月300分 | × | LINE WORKS | 監査ログ対応 |
toruno | 累計3時間 | △ | Zoom / Teams / Meet | 国内法人利用多数 |
OpenAI Whisper | 無制限 | ◎ | ローカル環境 | オープンソース |
Googleドキュメント | 無制限 | × | Google環境 | 基本利用のみ |
AI議事録取れる君 | トライアル有 | ◎ | Zoom / Teams / Meet | 国内法人向け設計 |
スマート書記 | トライアル有 | △ | アップロード対応 | ID/権限管理あり |
RIMO voice | トライアル有 | 〇 | Zoom / Teams / Meet | ISO27001・ISO27017認証 |
一覧で見ても分かるように、無料でも十分に試せるツールが揃っています。



ただし、会議の頻度やセキュリティ要件によって最適な選択肢は変わります。
次章では、無料で効果を実感できるツールを5つ、さらに実務に強いツールを4つ詳しく紹介します。
「無料」で効果を実感できる議事録ツール おすすめ5選
比較表で見たように、無料プランでも十分に使えるAI議事録ツールは複数あります。
ここからは、その中でも 「実際に使いやすく、無料枠で効果を実感しやすい」おすすめ5選 を紹介します。
- Notta|多機能&高精度。迷ったらまずコレ
- LINE WORKS AiNote|月300分まで無料。大人数会議に強い
- toruno|資料キャプチャが便利。図解の多い会議に最適
- Whisper|完全無料&無制限。精度重視なら
- Googleドキュメント音声入力|シンプルで長時間会議も対応
1.Notta.|マルチに利用可能なAIツール!迷ったらコレ
Notta.は、議事録の作成だけでなく、セミナーの文字起こしやインタビュー記事の作成など、さまざまな用途に使用できるAIです。
メリット | デメリット |
---|---|
Zoom/Teams/Google Meetなど主要ツールに対応 ボット自動参加で手間なく議事録作成 無料プラン(120分/月)から気軽に試せる | 無料プランは1回3分までの制限 長時間会議や多人数利用では有料プランが必要 |



無料プランでも、月120分まで文字起こし可能と十分なボリューム。
しかも、クレジットカード登録なしで今すぐ試せるのは大きな魅力です。
さらに下記のような機能まで無料で使えるので、コストをかけずに実用レベルの体験ができます。
- 話者識別
- 単語登録(3単語まで)
- AI要約(月10回まで)
- リアルタイム翻訳(2回/月)
無料プランでは1回あたり3分までという制限がありますが、短時間の会議や試し使いには十分。むしろ、クオリティを無料で体感できるチャンスといえます。


2.LINE WORKS AiNote|月300分まで無料
LINE WORKS AiNoteは、話者分離の技術で国際コンペティション第3位に入賞した実績を持つ、高精度なAI議事録ツールです。
メリット | デメリット |
---|---|
月300分まで無料利用でき、1回最長60分まで対応 話者分離技術で精度が高い 大人数会議や複数人発言でも正確に識別 | 無料プランでは要約機能が使えない LINE WORKS環境に依存するケースがある |



無料プランでは月300分まで文字起こしが可能で、1回あたり最大60分まで対応。
ただし、AIによる要約機能は使えない点には注意が必要です。
3.toruno|累計3時間の文字起こしが無料でできるAI
torunoは、無料で3時間分の文字起こしを利用できる、AI議事録自動作成ツールです。
メリット | デメリット |
---|---|
無料で3時間分の文字起こしが可能 会議資料をキャプチャして保存できる独自機能 突然の会議でもすぐに記録開始でき、事前準備不要 | 無料プランでは要約機能が非対応 有料プランでも要約は一部機能に限定 |
議事録の文字起こしだけでなく、会議中に共有された資料をそのままキャプチャして保存できるのが大きな特長。資料を見逃す心配がありません。



さらに、突然の会議でもすぐに記録を始められるため、事前準備がいらないのも便利です。
無料プランではAI要約が使えず、有料プランでも一部のみ対応しているので、利用前にチェックしておきましょう。
4.OpenAI Whisper|無制限で無料
Whisperは、ChatGPTで知られるOpenAI社が開発した高精度の音声認識技術です。
メリット | デメリット |
---|---|
完全無料&無制限で利用可能 雑音の多い環境でも認識が強い ローカル利用なのでデータが外部に送信されない | 導入・設定にある程度の技術スキルが必要 UIがなく初心者にはハードルが高い サポートがなく自己解決が前提 |
68万時間もの音声データで学習されているため、雑音の多い環境でも正確に文字起こしが可能。



しかもローカル環境にダウンロードして使えば、完全無料で利用できます。
ただし、導入にはある程度の知識が必要なので、パソコン操作が苦手な人には少しハードルが高め。それでも、一度設定してしまえば料金を気にせず使い放題なのが大きな魅力です。


5.Googleドキュメント音声入力 |無制限で無料
Googleドキュメントは、クラウド型の文書作成ツールです。音声入力機能があるため、マイクから会議の音声を拾えば自動で文字起こしができます。
メリット | デメリット |
---|---|
完全無料で利用でき、長時間会議にも対応 音声入力が即テキスト化され、そのまま編集可能 Googleアカウントがあればすぐ利用可能 | 議事録専用機能(要約・辞書登録・話者識別)はなし 単純な記録用途以上は不向き |



完全無料で使えるので、長時間の会議でも料金を気にせず安心。
入力されたテキストはそのまま編集でき、URLを共有するだけでチーム全員にすぐ展開できるのも便利です。
ただし、あくまで文書作成ツールのため、単語登録や要約といった本格的な議事録機能はなし。


ビジネス利用に最適なAI議事録ツール おすすめ4選
比較表で見たように、無料プランだけでも十分便利に使えます。
ただし、会議の頻度が高い企業や、セキュリティを重視したいビジネス利用では、有料版を導入するメリットが大きくなります。
ここからは、実務での利用に強いAI議事録ツール4選 を紹介します。
- PLAUD|録音するだけで議事録完成。セキュリティ万全
- AI議事録取れる君|低価格&Web会議連携が豊富
- スマート書記|シンプル操作で高精度。中小企業に最適
- RIMO voice|スピーディーに議事録作成
1. PLAUD|録音だけでOK!文字起こし&議事録作成を自動化する最強AIツール


PLAUDは、録音から文字起こし、要約、マインドマップ作成までを自動でこなす、高性能なAIボイスレコーダー&アシスタント。議事録作成にかかる時間と手間を大幅に削減できます。
メリット | デメリット |
---|---|
録音 → 文字起こし → 要約 → マインドマップ → タスク化を自動化 GPT-4やClaude活用で高精度な要約・分析が可能 セキュリティ万全 無料スタータープランで月300分まで利用可能 | 専用デバイス(NOTE/NotePin)の購入が必要 PCやスマホのみで完結させたいユーザーには不向き |
文字起こしにはMicrosoft Azureの高精度エンジンを採用し、日本語を含む112言語に対応。



話者ごとの自動識別にも対応しているため、複数人の会議でも「誰が何を言ったか」がひと目で分かります。
さらに、要約・分析にはGPT-4やClaudeといった最新AIを活用。録音内容から要点を自動で抜き出し、わかりやすく整理された要約文やマインドマップを生成してくれます。
録音データはすべて暗号化され、AIの学習には使われない仕組み。セキュリティ面でも信頼性が高く、実際に医療現場でも活用されています。



なお、PLAUDの文字起こしや議事録作成機能を使うには、以下のいずれかのデバイスが必要です。
- PLAUD NOTE(カード型)
- PLAUD NotePin(ウェアラブル型)
どちらも専用アプリと連携することで、録音後すぐにテキスト化と要約が可能に。スタータープラン(無料)なら、月300分まで文字起こし&要約が無制限で使えるため、まずは気軽に試してみたい方にもぴったりです。
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2.AI議事録取れる君|Web会議ツールと連携して文字起こしできるAI
AI議事録取れる君は、Web会議ツールとの連携機能が豊富なAIです。
メリット | デメリット |
---|---|
Zoom/Teams/Meetと直接連携してリアルタイム文字起こし 自動要約・翻訳・話者識別・単語登録など機能豊富 | 無料プランはトライアルのみ |
ZoomやMicrosoft Teams・Google Meetなどと連携して、リアルタイムで文字起こしが可能。文字起こしされたテキストは、AIによる自動要約機能で、すぐに議事録を作成できます。
豊富な機能が搭載されていながら、利用料は月額1,078円(税込)とリーズナブル。



その他にも、以下のような便利な機能が搭載されています。
- 話者の識別
- 共同編集
- 単語登録
- 90か国語の翻訳
3.スマート書記|シンプルで操作しやすいAI
スマート書記は、シンプルで使いやすいのに、議事録作成に必要な機能がしっかり詰まったAIツールです。
メリット | デメリット |
---|---|
シンプルなUIで直感的に使える 録音と同時に文字起こし、自然な書き言葉に自動変換 編集時に音声と文字がリンクしており効率的 | 月額料金が10,000円~とやや高額 プランによって使える機能が制限される |
会議が始まって録音をスタートすると、自動で発言を文字起こし。しかも話し言葉を自然な書き言葉に直してくれるので、そのまま議事録として使えるレベルに仕上がります。



編集もカンタンで、文字と音声がリンクしているから「この部分だけ聞き直したい」というときもすぐに確認可能。
さらに便利な機能もそろっていて、面倒だった議事録作成が驚くほどラクになります。
- 話者識別
- 辞書登録
- 音声、動画のアップロード
- タイムスタンプ
- タイムスタンプ
- サマリー作成
月額料金は10,000円からとなっていて、利用人数や使用する機能により変動します。
4. RIMO voice|会議内容をスピーディーかつ正確に可視化できる
RIMO voiceは、会議内容をスピーディーかつ正確に可視化できるAI議事録ツールです。
メリット | デメリット |
---|---|
操作性が高く導入しやすい リアルタイム文字起こし・話者認識・AI要約・資料共有など、多機能を一括利用可能 利用シーンに応じて3つのプランから選べる | 利用頻度によってはコストが上がる 機能の多さが一部ユーザーにはオーバースペックになる可能性あり |
洗練されたインターフェースとシンプルな操作性が特徴で、PC操作が苦手な人でも直感的に使いこなせる点が強みです。



リアルタイム文字起こしや話者認識、AI要約、資料共有など、会議を効率化する機能が充実しており、社内利用にも適しています。
料金プランは月額制で、利用シーンに応じて選べます。
文字起こしプラン(¥1,650/月):月2,100分までの文字起こしに対応したベーシックプラン。
プロプラン(¥4,950/月):無制限の文字起こしに加え、AI要約やBotによる自動録画・記録、AIアシスタントなどを利用可能。
法人プラン(お見積り):権限管理、IP制限、無制限のAIクレジットなど、チーム運用に最適なエンタープライズ向け。
特に、AIによる要約と無制限の文字起こしを活用できるプロプランは、日常的に会議が多い企業やチームにおすすめです。
【目的別】あなたに合った「AI議事録ツール」の選び方
ここからは、利用シーン別におすすめのツールをご紹介します。



あなたの働き方にぴったりのAI議事録ツールを見つけてください。
▷大人数の会議やチーム利用が多い人向け
▷リモート会議(Zoom / Teams / Meet)中心の人向け
▷セキュリティを重視する人向け
1.大人数の会議やチーム利用が多い人向け
大人数での会議やチーム利用が多い方には、NottaもしくはLINE WORKS AiNoteがおすすめです。
ツール名 | 特長 | 話者識別 | 対応会議ツール | 要約機能 | 無料枠 | セキュリティ |
---|---|---|---|---|---|---|
Notta | 多人数対応、共同編集、Slack連携 | あり | Zoom / Teams / Meet / Webex | あり | 月120分 | ISO 27001, SOC 2 Type II取得 |
LINE WORKS AiNote | 国際コンペ3位の話者分離技術優秀 | あり | LINE WORKS連携 | あり | フリープラン有り※ | 法人向け監査ログあり |
Nottaは、話者識別や共同編集にも対応しており、大人数の会議で情報を整理する際に非常に役立ちます。
LINE WORKS AiNoteは、国際コンペで入賞した高い話者分離性能を誇り、複数人の発言を正確に聞き分けられるのが特長です。
2.リモート会議(Zoom / Teams / Meet)中心の人向け
リモート会議を中心に業務を行う方には、Notta・AI議事録取れる君・torunoが便利です。
ツール名 | 特長 | 対応会議ツール | 要約機能 | 無料枠 | セキュリティ |
---|---|---|---|---|---|
Notta | ボット参加で自動記録 | Zoom / Teams / Meet / Webex | あり | 月120分 | ISO 27001, SOC 2 Type II |
AI議事録取れる君 | 各会議ツールと直接連携、翻訳対応 | Zoom / Teams / Meet | あり | トライアルあり | 国内法人向け設計 |
toruno | 資料キャプチャ機能が便利 | Zoom / Teams / Meet | 一部プラン | 累計3時間※ | 国内法人導入多数 |
Nottaは主要なWeb会議ツールに幅広く対応しており、ボットが自動で会議に参加して記録を取ってくれるため、リモートワーク中心の人にとって心強い存在です。
AI議事録取れる君は、ZoomやTeamsと直接連携してリアルタイムで文字起こしが可能。さらに要約や翻訳、話者識別にも対応しており、リモート環境に最適です。
torunoは、文字起こしに加えて会議中の資料画面をキャプチャできる独自機能を備えているのが特長。図表やスライドを多用する会議で特に力を発揮します。
3.セキュリティを重視する人向け
セキュリティを重視する方には、PLAUD・Notta・LINE WORKS AiNoteが安心です。
ツール名 | 特長 | データ保護 | 無料枠 | 対応会議ツール |
---|---|---|---|---|
PLAUD | 録音+要約+マインドマップ化 | AES-256暗号化、TLS 1.3転送、AI学習不使用 | 月300分(スタータープラン) | Zoom / Teams / Meet(専用デバイス連携) |
Notta | 海外規格を取得済み | ISO 27001 / SOC 2 Type II認証 | 月120分 | Zoom / Teams / Meet / Webex |
LINE WORKS AiNote | 法人向けの運用・監査機能 | 管理者権限・監査ログ機能 | フリープラン有り※ | LINE WORKS連携 |
PLAUDは録音データをAES-256で暗号化し、転送時にもTLS 1.3を採用。さらにAIの学習に利用されない仕組みを採っているため、医療現場でも導入されるほど高いセキュリティ性を誇ります。
Nottaは、SOC 2 Type IIやISO 27001といった国際的な認証を取得しており、エンタープライズ利用にも十分対応できる堅牢なセキュリティ体制を整えています。
LINE WORKS AiNoteは法人利用を前提に設計されており、監査ログや管理者機能を搭載。社内セキュリティポリシーが厳しい企業でも安心して利用できるのが特長です。
AI議事録自動作成ツールでできること
AI議事録ツールは「録音 → 文字起こし → 要約 → タスク化」までを自動化し、会議後の業務を大幅に効率化してくれます。
主な機能をまとめると以下のとおりです。
機能 | 内容 |
---|---|
議事録作成 | 会議の録音データから発言をテキスト化し、話者の区別や発言時間も反映。 読みやすく整理された議事録が数分で完成します。 |
議事録の要約 | 議事録の長文から重要なポイントだけを抽出。 誰でも短時間で理解できる「コンパクト版議事録」にまとめてくれます。 |
文字起こし | リアルタイムまたは録音データから会話をすべて文字化。 自分で議事録をまとめたいときも、下書きとして活用できるので効率的です。 |
議事録の編集 | AIが作成した議事録を手動で修正可能。 誤字脱字の訂正や補足を加えて、精度の高い最終版に仕上げられます。 |
多言語対応 外国語の翻訳 | 英語などの外国語会議でも、自動翻訳で日本語の議事録を作成可能。 海外支社とのやりとりもスムーズです。 |
タスクリスト作成 | 「〇日までに売上計画を作成する」といった決定事項やタスクを自動で抽出。 次のアクションが明確になります。 |
会議内容の分析 | 発言者ごとの発言量や頻出ワード、感情分析まで可能。 会議後の合意形成や意思疎通の改善に役立ちます。 |
AI議事録自動作成ツールを導入するメリット
AI議事録自動作成ツールを導入するメリットは、以下3つです。
- 作業時間を大幅に短縮
- 会議の質が向上
- 情報共有がスピーディーに
まず、これまで2時間かかっていた議事録作成も、AIを使えばわずか5〜10分で完了します。



月に20回の会議がある場合、合計で40時間もの業務時間を削減できる計算です。
さらに、メモ取りから解放されることで参加者全員が議論に集中でき、会議の質そのものが向上します。無駄なく本題にフォーカスできるため、生産性の高いディスカッションが可能になります。
加えて、会議終了と同時に議事録が完成するため、欠席者や他部署への共有もスピーディー。結果として、組織全体の意思決定のスピードアップに直結します。



単なる文字起こしにとどまらず、会議の生産性そのものを高めてくれるのがAI議事録ツールの強みです。
このあと紹介するおすすめAI議事録ツールを比較しながら、あなたにぴったりの1つを見つけてみてください。
AI議事録自動作成ツールを上手く活用するコツ
AI議事録自動作成ツールは、録音環境にこだわり、難しい単語は辞書登録すると精度が上がります。
ここでは、AI議事録自動作成ツールを上手く活用するコツを紹介します。
1.録音環境にこだわる
AI議事録自動作成ツールの文字起こし精度は、録音環境に大きく左右されます。



ノイズが多く不明瞭な音声は、AIが認識できずに、誤字脱字が増えるためです。
キレイな音声を録音するには、外部マイクを利用するといいでしょう。スマートフォンやパソコンの内蔵マイクは性能が低いことが多く、ノイズが発生する原因になります。
また、外部から車や電車の走行音など騒音が入る場合は、窓を閉めて、なるべく静かな環境で録音してください。
2.難しい単語は辞書登録する
AIの認識精度は年々向上していますが、専門用語や地名・人名のような難しい単語は苦手としています。
特にビジネスでは専門用語を使う機会が多く、AIが正確に認識できない可能性があります。



専門用語が多い場合は、「辞書登録」機能を活用してください。
辞書登録機能とは、事前に難しい単語を登録することで、AIが正確に文字変換できる機能です。
頻出する専門用語や地名などを辞書登録しておけば、議事録作成がスムーズになるでしょう。
3.自社に適したサービスを利用する
AI議事録自動作成ツールは、多くの企業が提供しています。機能や料金もさまざまなので、自社に必要な機能を持ったサービスを利用することが大切です。
単に文字起こしをして記録を残したいだけなのに、「ACES Meet」のような話者の感情まで読み取るツールを利用するとオーバースペックになってしまいます。
反対に、会議内容の分析やフィードバックなどをしたいのに、スマート書記のようなシンプルなツールを利用すると物足りなくなるでしょう。



最初に何の機能が必要なのか検討して、あなたに最適なAI議事録自動作成ツールを選んでください。
「AI議事録 自動作成ツール」を検討する際によくある質問
最後に、「AI議事録 自動作成ツール」を検討する際によくある質問とその回答について見ていきましょう。
- 無料で使えるAI議事録自動作成ツールはありますか?
-
はい。Notta(月120分)、LINE WORKS AiNote(月300分)、toruno(累計3時間)、Whisper(無制限)、Googleドキュメント音声入力(無制限)などがあります。無料枠の範囲でも十分に実用できます。
- ZoomやTeamsで議事録を自動作成できますか?
-
NottaなどはZoomやTeamsに対応しています。会議に自動参加し、発言をリアルタイムで文字起こし・要約してくれるため、議事録作成を大幅に効率化できます。
- セキュリティは大丈夫ですか?
-
NottaはISO 27001やSOC 2 Type IIを取得済み、PLAUDはAES-256暗号化+AI学習不使用で医療現場でも導入されています。
- 日本語の精度はどのくらいですか?
-
各ツールともに精度は高いですが、環境や話者数によって差があります。正確さを重視する場合は、外部マイクを使い、専門用語を辞書登録して精度を高めると安心です。
- 無料プランだけで十分ですか?
-
会議が月数回程度なら無料プランで十分です。ただし長時間会議やチーム利用が多い場合は、有料版を導入する方がコスト削減効果が大きくなります。
まとめ
AI議事録自動作成ツールは、会議の音声をAIが自動で文字起こし・要約し、数分で読みやすい議事録を完成させてくれるサービスです。
編集や翻訳、タスク抽出まで対応できるツールもあり、従来の負担を大幅に減らせます。
特に、以下のような方には導入メリットが大きいでしょう。
- 会議の回数が多く議事録に時間を取られがちな方
- 意思決定やタスク共有をスピーディーに進めたい方
もちろん、精度を高めるには録音環境や専門用語の辞書登録といった工夫も欠かせません。
そのうえで、自社の利用目的に合った機能を備えたサービスを選ぶことが成功のカギです。
自分の業務スタイルに合ったツールを選び、議事録作成の負担を手放しましょう。



