Genspark(ジェンスパーク)にアップデートが入り、GoogleやNotionとの連携が可能になりました。
Gensparkは、調査・タスク・資料作成・スケジューリング・外部サービス連携まで、あらゆる業務を自動で実行してくれるAIアシスタントツールです。
本記事では、Gensparkと各サービスの連携方法・活用事例をわかりやすく解説いたします。
メール処理や議事録の作成など事務作業を減らし、重要タスクに時間を使いたい方はぜひ、ご覧ください。
GensparkがGmail・カレンダー・ドライブ・Notionと連携可能に
Gensparkは2025年のアップデートで、GoogleとNotionの連携に対応しました。

これにより、メール整理・予定管理・資料検索・情報記録など、面倒な作業をAIが代わりに行なってくれます。
連携は基本的にワンクリックで簡単に完了し、特別なプログラミングや外部ツールは不要です。
では、各ツールとの連携方法や具体的な活用事例をお伝えしていきます。
▷Gmailとの連携方法はこちら
▷Googleカレンダーとの連携方法はこちら
▷Googleドライブとの連携方法はこちら
▷Notionとの連携方法はこちら
「Gmail」との連携方法・活用事例
まずは連携方法ですが、Gensparkにログインした画面から、ツール群をクリックします。





Gmailを選び、連携したいアカウントでログインしましょう。





連携作業は2ステップで完了し、コードも不要です。AIエージェントにタスクを依頼していきましょう。
未読メールの要約・重要度ランク付け
Gmailの受信トレイをAIが解析し、未読メールの内容を要約、重要度のランク付けができます。



例えば、「今日の未読メールを要約して」と依頼すると、件名・送信者・要点・対応の有無を整理した一覧を生成してくれます。


大量のメールから重要事項だけを抜き出すことで、確認漏れや対応遅れの防止にもつながります。
また、要約には緊急性・重要性ごとのラベル分類も含まれるため、すぐに対応すべきメールを把握できます。
指定したメールの返信案を自動生成
受信メールの文脈をAIが解析し、最適な返信文を自動で提案してくれます。



例えば「〇〇さんからのメールに返信案を作って」と入力するだけで、フォーマルな返答、カジュアルな返答、要点のみの返答など複数の返信候補が出てきます。
また、よく使う挨拶文・謝罪文・確認依頼などのテンプレートをあらかじめ登録しておけば、一括選択で返信文に自動挿入させることも可能です。
スパムや広告メールを自動で仕分け・非表示に
Gmailと連携すれば、不要な広告・プロモーションメール・スパムを自動的に検出して分類・非表示にすることも可能です。



「今すぐ対応が必要なメールだけ見せて」といった依頼にも応じてくれるので、迷惑メールを排除して重要なメールだけの表示もできます。
メール処理の効率を最大化できるのが、Gmailとの連携のメリットといえます。
「Googleカレンダー」との連携方法・活用事例
Googleカレンダーとの連携もGmailと同じで非常に簡単です。



2つ目以降の連携は、連携場所が少し違うので注意しましょう。





赤で囲ったメールアイコン部分をクリックすると、「追加」が出るのでクリックします。下記のページが開いたら、Googleカレンダーを選択しましょう。





該当のGoogleアカウントでログインすれば、連携は完了です。
空き時間を自動判定し、スケジュール登録
「来週月曜の午前中に30分の空き時間を教えて」と指示すると、Gensparkがカレンダーをチェックし、空いている時間をいくつか提案します。



カレンダーを見て、パターンを読み取り、前後のスケジュールから負担の軽い時間も選択して出してくれます。


その中から適した時間を選ぶだけで、自動的に予定登録がされます。



空き時間確認→調整→登録の流れが、AIに聞くだけで完了するので、日程調整が楽になりました。
リマインダーや繰り返し予定設定の自動化
曜日と時間を指定し、「予定をリマインドして」とお願いすることで、予定リマインド設定が可能です。
また、「毎週火曜日の10時に予定を入れてください」というと、繰り返しスケジュール設定もできます。



これで、タスク忘れを防ぎ、計画的な業務遂行が可能になりますね。
スケジュールの要約と進捗確認レポートの生成



「今週の予定をまとめて」「今日の会議予定と重要内容を教えて」と指示すると、スケジュールを要約し、やるべき会議とタスクを一覧化できます。
さらに、「先週の打ち合わせと進捗をまとめて」のような指示にも対応し、定期的な振り返りや週報の作成が可能です。
「Googleドライブ」との連携方法・活用事例
Googleドライブの連携も今までと流れは同じです。



下記画像の通り、連携しているツールをクリックして、「追加」を選択しましょう。





Googleドライブも同じで、あとは任意のGoogleアカウントでログインすればOKです。


ファイルの整理や分類を自動で行える
Gensparkは、Googleドライブ上のファイルを指定した条件に従って自動で整理してくれます。



例えば、「2024年の報告書を過去資料フォルダに移して」とチャットで指示すれば、更新日時やファイル名をもとに該当ファイルを抽出し、指定のフォルダに振り分けることが可能です。


あらかじめルールを設定しておけば、毎週・毎月の整理も定期的に実行されるため、ファイル整理の手間が減り、業務がスムーズになります。
文書ファイルの内容を自動で要約できる
AIにお願いすると、PDFやWordファイルの中身を読み取り、重要な情報だけを要約することが可能です。



「このプレゼン資料のポイントを3行で教えて」といった指示を出すと、文書の構成を把握した上で、要点を簡潔にまとめてくれます。
要約結果はチャット上に表示されるだけでなく、スライドやメモとしても活用できるため、報告や会議準備にも役立ちます。
外部URLのファイルもDriveへ自動保存できる
Web上にある資料やPDFファイルのURLをチャットで送信するだけで、自動でファイルをダウンロードし、Googleドライブの指定フォルダに保存してくれます。



保存したファイルを要約したり、別の形式に変換したりといった処理も行えるので、資料収集から整理まで簡単になりますね。
情報収集にかけていた時間が少なくなるので、より多くの作業に集中できるようになります。
保存資料をもとにしたレポートの自動作成
Googleドライブ内の資料をもとに、スライドやレポートを自動で作成できます。
「ドライブ内のこの調査レポートを5枚のスライドにまとめて」といった指示を出すだけで、情報を整理し、見出し・構成・図表を含んだスライドを生成可能です。



完成したスライドは、Googleスライド形式やPDF形式でダウンロード可能で、会議用の資料としてすぐに使用できるのも大きなメリットです。
「Notion」との連携方法・活用事例
Notionの連携方法もGoogleツールと同じです。



エージェントのTOP画面から、ツール群をクリックします。





Notionの連携は、複数Notionのアカウントがある場合、連携したいアカウントを間違えないようにしましょう。下記画面の次ページから選べます。





Notionの連携もこれで完了です。
Notionデータベースへの自動書き込み
Notionと連携することで、指定した内容からAIが自動でページを作成し、必要な情報を記録してくれます。



タイトル・本文・日付・担当者などのフィールドを設定したテンプレートに沿って、指定のデータベースに書き込んでくれるため、手作業での記録作業がほぼ不要になります。
複数の資料やメモを取り扱うプロジェクトでも、Gensparkが内容を分類し、自動で適切な場所に振り分けることが可能です。
録音データから議事録の自動生成・記録が可能
例えば、Google Meetの会議をドライブに保存したあと、「この録音から議事録を作成してNotionに追加して」と依頼すれば、Gensparkは録音を文字起こしして内容を要約、さらにNotionに自動記録まで行います。



議題ごとの分類や参加者別のタスク、要点だけを抜き出すといったことにも対応しており、手書きメモに頼らず正確な議事録作成が可能です。
議事録作成にかかる時間や労力を大幅に削減しながら、Notionを共有するだけでプロジェクトメンバー全員に情報を伝えることができます。
タスク管理や日報作成もテンプレート活用で効率化
Notionと連携することで、テンプレートを使ったタスク登録や日報の記録など、定型業務をチャットで完結させることが可能です。



テンプレートは、ToDoリストのチェックボックスや日付、担当者などを設定でき、AIが自動で入力してくれるので、日々の業務がかなり楽になります。
また、タスクの進捗状況もGensparkから確認・更新できるため、Notionを活用したタスク管理が簡単にできます。
まとめ
Gensparkの最新アップデートにより、Gmail・Googleカレンダー・Googleドライブ・Notionとの連携が可能になり、「情報収集・整理・共有」が効率化されました。
Gmail
受信メールの要約、返信文の自動生成、不要メールの整理など
Googleカレンダー
空き時間の提案、予定の自動登録、関係者への招待メールの生成など
Googleドライブ
資料の自動整理・要約・分析・スライド生成を自動化し、膨大なファイル作業を効率化
Notion
議事録の転記、ナレッジの蓄積、タスクの登録・管理



どの連携も、特別な設定や知識は必要なく、任意のアカウントでログインするだけで連携できます。
業務の効率化を図りたい方、データベースの活用をしたい方にとって、今回のGensparkの連携機能は最適です。
無料で使えるので、ぜひ一度、実際に使ってみてください。