- Gemini Code Assistって無料で使えるの?
- Gemini Code Assistの特徴が知りたい
- どう使っていいのかわからない
Gemini Code Assistについて、どう活用していいのかわからない方もいることでしょう。

特に無料で利用できるのか気になっている方もいると思います。
本記事では、Gemini Code Assistの導入手順から使い方、料金プランや注意点などを解説していきます。
この記事を読めば、Gemini Code Assistが自分にぴったりのツールであるかどうか、しっかり把握できます。
最後まで読んで、ぜひ参考にしてください。
Gemini Code Assistとは?
Gemini Code Assistとは、Googleが提供するAIが搭載されたコード補助ツールです。
開発者向けに設計されており、コードの自動補完や生成、エラーの検出・修正、コードのリファクタリング、自然言語でのコード説明など、幅広い機能を備えています。



ツールにはGoogleのAIモデル「Gemini」を活用。
高度な自然言語処理とコード理解によって、開発作業の効率化をサポートします。
また、単なるコードの提案にとどまらず、最適な実装方法のアドバイスや、開発者の意図をくみ取った支援が可能なため、初心者から上級者まで幅広く利用ができます。
Gemini Code AssistとGitHub Copilotの違いは?
Gemini Code AssistとGitHub Copilotは、どちらともAIを活用したコード補助ツールですが、開発元やAIモデル、提供機能にいくつか違いがあります。
項目 | Gemini Code Assist | GitHub Copilot |
---|---|---|
開発元 | GitHub(Microsoft)+ OpenAI | |
使用AIモデル | Gemini | GPT-4 / Codex |
主な機能 | コード補完、エラー検出、リファクタリング、自然言語でのコード説明、AIチャットなど | コード補完、コメントからのコード生成、Copilot Chatによる自然言語対応 |
対応IDE/エディタ | VS Code、JetBrains、Cloud Shell Editor、Android Studioなど | VS Code、JetBrains、Neovimなど |
自然言語チャット対応 | あり(Geminiチャットと連携) | あり(Copilot Chat) |
無料プラン | あり(使用制限あり) | 原則なし(学生・OSS開発者は対象) |
おすすめの人 | Google系サービスやGCP開発者、Android開発者など | Web開発者、一般的なコーディング支援が欲しい人 |



どちらが自分に適しているかは、利用する開発環境や用途によって異なります。
Gemini Code Assistの特長5つ
Gemini Code Assistは、Googleが提供するAIコード補助ツールです。
開発の向上を助けるさまざまな機能が備わっており、初心者から上級者まで幅広く活用されています。



ここでは、そんなGemini Code Assistの特長を5つ紹介します。
1.無料プランで気軽に試せる
Gemini Code Assistには無料プランが用意されており、個人のエンジニアや学習目的でも手軽に導入できるのが特長です。
月間の利用回数には制限があるものの、有料のみの競合ツールと比べると、まずは気軽に試せる点が大きなメリットと言えるでしょう。
2.チーム開発を支える機能も充実
有料プランでは、チーム開発に適した機能が多数搭載されています。
コーディング規約に沿ったコードの統一や、レビューの効率化など、チーム全体の生産性向上をサポートします。



さらに、GitHubやGitLabとの連携も可能で、既存のワークフローにもスムーズに組み込めるのが特長です。
3.AIによるコードの補完と生成
Gemini Code Assistは、コードの文脈を理解しながら、次に書くべき内容を適切に提案してくれます。
関数やクラスの定義中に入力を進めると、AIが自動的にコードを補完し、スムーズなコーディングを支援します。



また、コメントや自然言語での指示から、ゼロからコードを生成することも可能です。
4.コードのバグ検出と修正提案
Gemini Code Assistには、コード内のバグやエラーを自動的に検出し、適切な修正案を提示する機能が備わっています。



これにより、デバッグにかかる手間を大幅に削減でき、よりスムーズかつ効率的な開発が可能になります。
5.Google Cloudとのスムーズな連携
Gemini Code Assistは、Google Cloud環境に最適化された開発支援が可能なツールです。
クラウド上でのアプリケーション開発やデプロイに適したコードを提案し、効率的な作業をサポートします。



また、BigQueryやCloud Functionsなど、Googleの各種サービスとの統合もスムーズに行えるのが特長です。
Gemini Code Assistの導入手順
Gemini Code Assistの導入手順について解説していきます。



Gemini Code AssistはVS Codeのインストールが必要なため、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。


赤い丸と矢印の部分が「拡張機能(Extensions)」です。
検索窓に「Gemini Code Assist」と入力し、「Install」をしましょう。


Gemini Code Assistのインストールが完了したら、「Sign in with Google」でGoogleアカウントにログインしましょう。


無事にGemini Code Assistの設定が完了しました。
日本語の指示を入力すれば、対応してコーディングをしてくれます。



もしGemini Code Assistがうまく作動しない場合、以下の点をチェックしてみましょう。
- Googleアカウントに正しくログインできているか
- VS Codeが最新バージョンかどうか
- 拡張機能が「有効」になっているかどうか
それでも正しく作動しない場合には、一度拡張機能をアンインストールしてから、再インストールすることがおすすめです。
Gemini Code Assistの使い方



Gemini Code Assistの使い方について解説していきます。
コメントからコードを生成する
Gemini Code Assistでは、日本語や英語などの自然言語でコメントを書くことで、その内容に沿ったコードを自動生成できます。



今回「#2つの数を足す関数を作成」と入力してみました。


すると、上記に従って、Pythonで2つの数を加算する関数が自動生成されました。
ドキュメントやコメントの自動生成
Gemini Code Assistでは、関数やクラスに対して適切なドキュメントを自動で生成することができます。
たとえば、以下のように関数を書いた後、コードの上部に """
(トリプルクォーテーション)を入力し、コメント欄で送信してみました。


すると、関数の目的や引数、戻り値などを説明するコメントが自動で生成されました。



この説明文は、必要に応じて自由に編集できます。関数の目的に合わせて修正・追記すると、より読みやすく実用的なドキュメントになります。
既存コードのリファクタリングを行う
Gemini Code Assistでは、冗長で非効率なコードを自動的にリファクタリング(整理・最適化)することができます。
たとえば、少し冗長なコードを入力した後に「このコードを最適化して」と自然言語で指示を出すと、よりシンプルで効率的なコードへの書き換えを提案してくれます。





上記の画像のように、改善されたコードだけでなく、どのような点が変更されたのか・なぜ改善されたのかといった説明も一緒に提示されるのが特長です。
【比較表あり】Gemini Code Assistの料金体系
Gemini Code Assistの料金プランは、用途や規模に応じて選べる2つのプランがあります。



無料プランとStandardプランの違いについて、比較表でわかりやすくまとめました。
項目 | 無料プラン | Standardプラン |
---|---|---|
対象 | 個人・学生・学習者向け | 小規模チーム・企業向け |
料金 | 無料 | 年間契約で月額19ドル |
使用回数制限 | 月18万トークンまで | 上限なし |
商用利用 | 非推奨 | 商用利用可能 |
Google Cloudとの連携 | 一部制限あり | 統合・権限管理対応 |
Gemini Code Assistの注意点|導入前に知っておきたいこと
Gemini Code Assistは非常に便利なツールですが、使用する際にはいくつか注意点があります。



以下に、特に気を付けるべきポイントをまとめました。
1.AIのコード提案の精度
Gemini Code Assistは多くのプログラミング言語に対応していますが、常に正しいわけではありません。
誤った記述や非効率な処理を提案することもあるので、必ず内容を確認し、修正や最適化を行いましょう。
2.プライバシーやセキュリティーのリスク
Gemini Code Assistを使用する際に、入力したコードやプロジェクトのデータがGoogleのサーバーに送信される可能性があります。
そのため、特に企業やチームでの利用時には、機密情報や個人情報を含むコードを扱う際に十分な注意が必要です。



Googleはセキュリティやデータ保護に関するポリシーを公表していますが、業務上の重要な情報を扱う場合には、事前に組織のガイドラインや利用規約を確認しましょう。
3.無料プランでの制限
Gemini Code Assistには無料プランがありますが、使用できるトークン数や一部機能に制限があります。
具体的には、月あたりの利用上限(例:18万トークン)が設けられており、複雑なコードや長時間の利用には向いていません。



そのため、商用利用を検討している場合や、大規模なプロジェクトで継続的に活用したい場合には、Standardプランなどの有料プランの導入を検討することをおすすめします。
4.商用プロジェクトでのライセンス確認
Gemini Code AssistなどのAIが生成したコードには、ライセンスに関する注意点があります。
特に商用プロジェクトで利用する場合は、生成されたコードが適切なライセンス条件を満たしているかどうかを確認することが重要です。
現時点で、Googleは「Gemini Code Assistで生成されたコードはユーザーに帰属する」としていますが、以下のようなケースでは注意が必要です。
- 生成コードが既存のオープンソースコードと酷似している可能性
- ライブラリ・APIを自動挿入した際のライセンス条件の見落とし
- 誤って著作権保護された記述が含まれるケース



商用利用の前には、Googleの最新の利用規約やポリシーを必ず確認し、必要に応じて法律の専門家に相談することをおすすめします。
Gemini Code Assistに関するよくある質問
Gemini Code Assistについて、よくある質問をまとめました。
日本語でのコード生成や指示は可能?
Gemini Code Assistは、日本語でのコード生成や指示にも対応しています。
たとえば、ソースコードやドキュメントを開いた状態で「このコードを日本語で説明して」と入力すると、コードの内容をわかりやすく日本語で解説してくれます。
また、チャット形式のインターフェースを通じて、以下のような支援も受けられます。
- コードの自動生成
- 処理内容の説明
- 単体テストの作成
- バグの修正提案 など



このように、日本語を使って効率的に作業を進められるため、英語が苦手な方でも安心して活用できます。
商用プロジェクトやチーム開発で利用できる?
Gemini Code Assistは、商用プロジェクトやチーム開発でも利用可能です。
個人での利用
個人で利用したい場合は、「Gemini Code Assist for Individuals」がおすすめです。
無料プランでの提供があり、学生・フリーランス・スタートアップなど、小規模な開発者向けに設計されています。
チーム・企業での利用
企業やチームで利用する場合には、「Gemini Code Assist Standard」や「Enterprise」といった有料プランの利用が推奨されます。
これらのプランでは、以下のようなチーム向け機能が提供されます。
- セキュリティ設定やアクセス権限の管理
- チームメンバーの追加・モニタリング機能
- GitHubとの連携によるAIコードレビュー
- コーディング規約のカスタマイズと適用
- Google Cloudとの統合によるスムーズな開発フロー



チームでの開発において、AIを活用しながらコーディング品質の統一や効率化を実現できます。
どのプログラミング言語に対応してる?
Gemini Code Assistは、Python、JavaScript、Java、TypeScript、C++、SQLなど20以上のプログラミング言語に対応しています。
特に、PythonやJavaScriptでは補完精度が高く、関数の提案・コードの最適化・テスト生成など幅広いサポートが可能です。
また、自然言語(日本語・英語)からの指示に基づいてコードを生成できるため、直感的な操作が可能です。



今後も対応言語の拡大が予定されており、より多くの開発環境での活用が期待されています。
まとめ
Gemini Code Assistは、Googleが提供するAI搭載のコード補助ツールです。
「Gemini」の技術を活用することで、効率的かつ直感的にコーディングを行うことができます。
コーディング初心者からプロの開発者まで、幅広い層に対応している点も大きな魅力です。



また、無料プランが用意されているため、気軽に試すことができるのもメリットのひとつでしょう。
ただし、無料プランには使用制限があるため、企業やチームで本格的に導入する場合は、有料プランの検討がおすすめです。
利用するには、Visual Studio Code(VS Code)のインストールが必要となります。
Gemini Code Assistを活用すれば、快適で生産性の高い開発環境を実現できます。
AIと一緒に、よりスマートな開発を始めてみませんか?